西高井戸松庵稲荷神社


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由緒

当社は松庵村と中高井戸村の鎮守を昭和9年5月1日に合併、以来、松庵・中高井戸(西高井戸)両地区の鎮守となりました。 近年、町名変更により西高井戸の地名が失われたので、旧西高井戸の氏子が中高井戸村稲荷神社を合祀したことが不明となってはとの配慮から、神前に社号標を建立して由来を記し、将来の証としてあります。

なお、参考までに明治12年の『神社明細帳』には中高井戸村の稲荷神社について、
中高井戸村字南 無格社 稲荷神社
一、祭神 受待命
一、由緒 不明
一、本殿 間口二間  奥行二間 一、境内坪数 一畝五歩 民有地 一、氏子数 五戸

とあります。 なお、鳥居の左側に狐のミイラを祀った小祠があります。
由緒は下記の通りです。

昔、当稲荷神社の西側に円光寺と言う寺がありました。そばに大きな築山がありまして、 狐が穴を掘って小狐を育てていましたが、お寺が廃寺となり、明治30年頃、築山を取り去りましたので、親狐は子狐と別れる悲しみのあまり、前足をくわえたままの姿で拝殿の床下から発見されました。
昭和9年に西高井戸・松庵両稲荷神社を合祀するに当り、本殿を造営し、さらに昭和36年末社を建て、古来からお稲荷様のお使い姫と言い伝えられるこのお狐様をおさめてお祀りしております。

例祭日

9月15日

御祭神

受持命(うけもちのみこと)

氏子地域

杉並区松庵1~3丁目

授与品

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